
カバンがない カバンがない ない ない ない 深夜一時の 三軒目 骸骨ぽつりと 言った カバンがない カバンがない 財布はある スマホもある でも カバンがない どこにも ない ない ない 足元 ない ない ない テーブル ない ない ない 一軒目かな? 「多分ある」 その自信は どこからくるのか カバンがない! カバンがない! ない ない ない! どこにも ない ない ない! 探しても ない ない ない! 一軒目かな? ない ない ない! カバンがない! カバンがない! 骸骨だけが 焦ってない! 深夜三時の 帰り際 そろそろみんな お開きです 部屋の角 暗闇に 何かある 黒い 黒い 黒い カバン そこにあった! ここにあった! あった あった あった! ずっとそこに あった あった あった! 二時間ずっと あった あった あった! 一軒目じゃない! あった あった あった! カバンはあった! カバンはあった! 骸骨 見えてない! カバンはそこにあった

