
[Intro] [Verse 1] 午前零時、雨の公園 街灯の下 濡れたブランコ 昼間の喧騒が夢のように ただ雨に染まっている エンジンを止めた車の中 聞こえるのは雨の音だけ 帰る理由ならあるけれど もう少し ここにいようかな [Pre-Chorus] ワイパーを止めたら 街の輪郭がぼやけてゆく 見慣れたはずの夜なのに 今日は少し 違って見えた [Chorus] 赤も 青も 白い灯りも 今夜は名前をなくして フロントガラスを流れてゆく 雨のパレットの中 すれ違う車のヘッドライト 滲んで 重なって 消えてゆく こんなに寂しい夜なのに どうしてこんなに綺麗なんだろう [Verse 2] 窓を伝ったひとしずくが 信号の赤を連れてゆく 遠ざかるテールランプまで 水彩みたいに溶けていった 小さく揺れてるブランコを ぼんやり眺めて思ってた 寂しそうに見えたのは きっと雨のせい それだけ [Pre-Chorus] 行き先を急ぐ車が 水しぶきを残して消える 世界はまだ動いてるのに ここだけ時間が止まってる [Chorus] 赤も 青も 白い灯りも 今夜は境目をなくして ひとつの景色に溶けてゆく 雨のパレットの中 知らない誰かの窓明かり 静かに夜を照らしている 消えてしまう一瞬だから こんなに綺麗に見えるのかな [Bridge] 雨が降る ただ 雨が降る 言葉にしなくてもいいことを 夜だけが知っている [Final Chorus] 赤も 青も 白い灯りも やがては夜へと還ってゆく フロントガラスに描かれた 名前もない一枚のイラスト やがてこの雨も上がり 朝には違って見えるだろう だからもう少し このままで 消えてゆく色を見ていたい [Outro] 涙が一筋 頬を流れた

