
あかりが消えた この部屋で あなたの名前を つぶやいてみる 孤独を埋めるために あつらえた 傷つかない 完璧な「所有」 写真の中の あなたは笑う わたしの都合のいいように 永遠に静止した まなざしで わたしを 裏切らない 思い通りになる 記号の中で 「恋人」という肩書きで わたしの不安を 縫い合わせる わたしは あなたを愛していると 錯覚しているだけですか わたしが愛しているのは 「存在」する あなたですか それとも 孤独を隠すための ただの記号 To have, to be 闇は優しく 目を閉じる 生きたあなたは 不条理で 思い通りにならず 傷をつける その「生の摩擦」から 逃げるように わたしは 記号を 抱きしめる 本当のあなたは 迷い、変わり 昨日と同じ顔を していない その予測不能な 生の全体を わたしは まだ 知ろうとしていない The essence of being to change. Like rain does. Not to hold, but to give, to share, to let it dissolve. I am not the things I keep in my hand. Just a heartbeat, still alive, in this quiet, silent land. 記号を そっと 脱がせて 傷つく覚悟で 触れてみたい あなたの怒りも 弱さも まるごと 知りたいと願うことは 「所有」ではなく「存在」への 祈りに なるでしょうか わたしが愛したいのは 「存在」する あなたのはず それでも 縋ってしまう 弱さも ただの記号も To have, to be その狭間で まだ 揺れている To have, to be...

