
[Intro] [Lo-fi piano with tape noise] 夕焼けが滲む窓辺に 誰もいない部屋の匂い [Verse 1] 錆びた手すりをなぞり 駅へ続く坂を下る 色あせた案内板 消えかけた文字を読む 閉じたままの喫茶店 風だけが出入りして 遠い夏の笑い声が まだ壁に残ってる [Pre-Chorus] 忘れられた理想の街 取り残された季節 誰も知らない夕暮れが 静かに降り積もる [Chorus] 古びたニュータウンにて 灯りはまばらに揺れて 壊れかけた思い出だけが 優しく息をしている 古びたニュータウンにて 名前のない夜を歩く 失われた時間の先で 今日も風が鳴いている [Verse 2] シャッターの並ぶ通り 褪せたポスターが踊る 空き地に伸びる雑草と 傾いた遊具の影 誰もいない公園に 赤い夕日が沈み 帰る場所を探すように カラスが空を渡る [Bridge] [Slow electric guitar and ambient strings] 崩れゆくものの中に 消えないものがあるなら 誰かが過ごした日々は まだこの街で眠っている [Final Chorus] 古びたニュータウンにて 月明かりだけが残る 失くしたはずのぬくもりが 胸の奥で揺れている 古びたニュータウンにて 終わらない夢を抱いて 朝の来ない夜の向こう 静かに明日を待っている [Outro] [Tape hiss and distant piano] 朝を忘れた街で 今日も誰かの記憶が 息をしている

