[INTRO] 蜘蛛の巣に降る雨が 美しいと思った 銀の雫が弾けて 夜の底へ散ってく [VERSE 1B] 絡み合う細い糸 雨に濡れて煌めいて 疎まれるもの同士 ただ 静かに重なった [PRE-CHORUS] 擦り切れた過去が 濡れたまま鮮明になって 忘れたふりをするたび 胸の奥で疼いている [CHORUS] 飾りつけた真珠が 重みに耐えきれず ひとつ ふたつ こぼれて 数珠つなぎに夜を濡らした この世界は美しすぎて 目を奪われているうちに 昨日を明日に差し出して 戻れないものまで手放した [BREAK] [VERSE 2] ほんの片隅でいいから 居場所がほしいと 薄明かりの隙間へ 潜んだ 赤い街灯が 雨粒で歪んだ [PRE-CHORUS] 閉じた瞼の裏側 消えない景色がある 忘れようとするほど 深く 傷口に残った [CHORUS 2] 触れた指先に 夜の糸が絡む 掴んだぬくもりは 名前になる前に 雨に溶けてゆく 燃え上がる空を見上げ 赤い残像を目に刻んだ 燃えた空だけが遠ざかっていく [BREAKDOWN] 優しい声 穏やかな顔 柔らかな眼差し 淡いぬくもり 綺麗だと思ったものほど 触れた瞬間に壊れていく [SILENCE] [CLIMAX] それでも まだ 手を伸ばした [AFTER CLIMAX] [FINAL CHORUS] もしもすべてが幻なら こんなにも綺麗じゃなかった 瞬きの奥に焼きついた 鮮やかな雨の跡 伸ばした指先には届かない それでも追いかけた [FINAL BUILD] こぼれた真珠も 途切れたぬくもりも 切れたものの向こうも 全部 夜へ沈んでいく 残った雫だけが 光ってた [BREAKDOWN] 光だけが 光だけが [FINAL QUIET] 蜘蛛の巣に絡みつく [FINAL VOCAL] いかないで…… [OUTRO]