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ゼロから鳴らせ

何もない輪郭もない 揺れてるだけの景色の中 「どうせ無理」って声さえ まだ生まれてなかった 黙って渡された 錆びない衝動ひとつ かき混ぜるしかなかった 理由なんて後でいい 落ちたしずくが 答えみたいに固まって 逃げ場のない現実が 足元で鳴った ゼロから鳴らせこの世界を 間違いごと引き受けて 順番ひとつ言葉ひとつで 運命は裏返る 壊しながら作りながら それでも前に進む ここがはじまりだ 同じ場所を逆向きに回って すれ違っただけで すべてが狂った 優しさだけじゃ届かないこと 痛いほど知った だからもう一度叫ぶ 今度は私が ちゃんと名前を呼ぶ 逃げないって 決めたから ゼロから繋げこの世界を 不完全なままでいい 産まれては広がって 足跡が地図になる 小さな揺れがやがて 大陸みたいになる それが生きるってこと 重なり合う輪郭 支え合うリズム 目に見えない流れが 世界を立たせていった なのに 一線を越える熱を 抱いた瞬間 君は遠くなった それでも鳴らせこの世界を 失ったまま進め 別れさえも燃料にして 命は続いてく ひとりになっても ここは消えない 私が作った現在(いま)だ 終わりは始まりを 撃ち抜くためにある だから今日もこの世界を 鳴らし続ける