
終電のあとで 灯りだけが残った 剥がれたポスターの下 濡れたアスファルトが光る 誰かの夢を踏まないように 革靴の音を殺した 錆びたネオンが 瞬きもせずに 帰れない顔だけ 赤く染めていた 言えなかった名前を 胸の奥でほどいて 古いコードに絡ませた 痛みだけが鳴る UNSUNG DAYS 歌われなかった日々よ 名もない夜の底で まだ消えずに燃えている UNSUNG DAYS 誰にも届かなくても 壊れた声のままで この街に爪を立てる 閉じたライブハウスのドア 鍵穴に残る熱 化粧の落ちた鏡には 笑えない影が揺れた 錆びたネオンを 背中に浴びながら 優しさに似た嘘を ポケットに沈めた 綺麗な朝なんて 欲しくはなかった 夜が夜のままで 赦してくれたなら UNSUNG DAYS 歌われなかった日々よ 名もない夜の底で まだ消えずに燃えている 傷つくことさえ 美しく見えた あの頃の残響を 今も抱いている 歌われなかった日々よ 灯りだけが残った

