黒いブーツで 夜を踏みつけ 赤いルージュで ウソを笑う 誰かが呼んだ その名は ダーティーハニー ダーティーハニー 煙の向こうで 脚を組み 退屈そうに グラスを振る 男どもの 視線なんて ハエみたいに 払いのける 破れたデニム 古い革ブーツ ジャラつくリング 傷の跡 愛してるなんて 言われても 鼻で笑って 煙を吐く 甘い顔して 牙を隠して 近づいた ヤツから 火傷する 触るな 危険だ だけど誰もが 目を逸らせない ダーティーハニー 甘くて苦い女 ダーティーハニー 夜より黒い女 キスは蜜でも ハートはナイフ 抱いたつもりが 切り刻まれる ダーティーハニー 誰にも媚びない ダーティーハニー 誰にもなびかない 欲しいと思えば もう手遅れさ あの女の名前は ダーティーハニー 午前二時過ぎ 裏通り 壊れたネオンを 蹴飛ばして 行き先なんて 決めちゃいない 面白い方へ 歩くだけ 昨日の男? 覚えちゃいない 明日のこと? 知った こっちゃない 欲しいものなら 自分で取る 邪魔する ヤツなら 踏み越える 細い指には 安い指輪 誰かにもらった モンじゃない 鎖も 首輪も あの女だけには 似合わない ダーティーハニー 甘くて苦い女 ダーティーハニー 夜より黒い女 キスは蜜でも ハートはナイフ 抱いたつもりが 切り刻まれる ダーティーハニー 誰にも媚びない ダーティーハニー 誰にもなびかない 欲しいと思えば もう手遅れさ あの女の名前は ダーティーハニー ハニー ハニー その目で見るなよ ハニー ハニー その腰で歩くなよ ベースがうなる 床が揺れる あの女が笑えば 夜が狂う ダーティ! ダーティ! ダーティーハニー 天使みたいな 顔をして 悪魔みたいに 笑いやがる 誰のものにも ならないくせに 誰もがあの女を 欲しがる 甘い蜜には 毒がある わかっていても 舐めたくなる ダーティーハニー 甘くて苦い女 ダーティーハニー 夜より黒い女 赤い唇 黒いハート 触れた瞬間 全部持ってく ダーティーハニー 誰にも媚びない ダーティーハニー 誰にもなびかない 追えば逃げるぜ 逃げりゃ笑うぜ 誰にも飼えない 野良猫みたいな あの女の名前は ダーティーハニー 黒いブーツが 闇へ消える 残った香りと 潰れたハート 振り向きもせず 夜を行く ダーティーハニー ダーティーハニー また誰かが 恋に落ちる

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