
望遠鏡の奥 そっとのぞいてた 「土星の環が消える日だよ」 あなたはそう言って 笑ったね 私は少しだけ 胸がざわついた 見えないものを信じられるか その問いが 私を試してる いつか 私たちの想いも 土星の環みたいに隠れても ちゃんとそこにあるって 信じていたい あなたとなら 高原の風が 静けさを運び 星たちは 黙って寄り添う 「変わらずにいられますように」 心で願った ささやかな祈り 見えないものを信じられるか あの日の問いが 今も胸に響く いつか 時を越えても 変わらぬ想いがここにあるなら 土星の環のように 静かに でも確かに 手をつなぐことより 難しいのは 心を離さずにいることかもしれない でも私は信じてる 目に見えなくても 本当のものを 見えないものを信じられるか 言葉に出来ない 想いもあるけど あなたと重ねた日々が 確かな証になっていくなら 土星の環の ように 永遠を 守れるよ 目を閉じて あなたの声を思い出す 「見えないだけで、ちゃんとあるよ」 空には 環のない星が浮かんでいた

