
卵かけご飯 を 喰らう。
私、驚いちゃったんです。 君の言う “ネオンの街“ が どの国の どの街の灯りか 皆目、見当がつかなくて。 適度の熱で頬を彩した二次会後、 “夜の帳がネオンの街に溶ける“ とか “汗まみれの夢、追いかけたあの頃“ なんて 微塵も思ったことがないのだもの。 この世界でも あと数時間もすれば アッシュグレーの朝がやってくる。 苛々とした感情が 刻まれない時刻表、 膝の震えを駆動する。亜脱臼させる。 新しい世界かなぁ。 ヴィンテージ風の“風を切り裂いて“、“言霊“。 さよならの向こう、“君が笑うたび“。 窄まる胸からこぼれる、“汚れた“優越感。 相談、遭難、草案、相関、総覧、、、 そうなん? 君が視えなくなった世界では アリスブルーの空はあまりにも壮麗で 私は お腹がすいて、涙する。 膝の痛みを耐えながら。 無造作に混ぜ合わせる。 卵かけご飯 を 喰らう。 いない世界 朧花色の瞼の裏に 意識は持っていかれそうになる。 “ネオンの街“に浮かぶ。 レンズの先に、言霊 が霞む。 少しだけ“赦し“が欲しくて、 だけど、忘れる。 世界は もう いらない気がする。 世界は もう いらないから。

