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月詠と寄り道ラジオ#20

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【Intro】 月詠と寄り道しよ? 月詠と寄り道ラジオ〜 おやすみのかたも、おはようのかたも、こんにちはのかたも。 なんとなーくこの時間にラジオをつけてくれたあなた、ありがとうございます。 本日も、ゆるーっとお話ししていきますね。 この番組は、新月に配信をお休みするラジオ番組です。 パーソナリティは、わたくし月詠が務めさせていただきます。 本日も月の紹介から行きましょう。 今日は5月9日、月は「有明月」です。 位置は魚座に位置しています。 有明月というのは、夜が明けるころまで空に残っている月のことを言うそうです。 もう朝なのに、まだ少しだけ夜の名残を抱えているようで……なんだか、不思議な響きがありますよね。 すっかり明るくなる前の空というのは、静かで、それでいて少しだけ落ち着かないような気もいたします。 夜が終わるのを惜しんでいるようにも見えますし、朝を迎える準備をしているようにも見える。 そのあわいの時間に浮かぶ月は、どこか控えめで、けれど確かにそこにいてくれる気がするのです。 皆さまにも、そんなふうに、気づけばそばにあった景色や時間というものがあるのではないでしょうか。 忙しい日々のなかでは通り過ぎてしまいがちですけれど、ほんの少し立ち止まって見てみると、思ったよりやさしいものが残っていたりします。 そういえば……第何回目でしたでしょうか? よいちゃんが、間違えて月を紹介した時、有明月を紹介していて、名前がかっこいいと言っていたのを思い出しました。 私もかっこいいと思います、有明月。 さて、今日は少しだけ、「名残」について考えておりました。 楽しかった日の帰り道や、誰かと話したあとの静けさ。 読み終えた本の余韻や、夢から覚めたあとに胸の奥へうっすら残る気配。 そういうものって、すぐには消えずに、しばらく心のどこかに留まっていることがありますよね。 私はそういう、目には見えないけれど確かに残るものが、わりと好きなのです。 はっきりしていないからこそ、何度でも思い返せるのかもしれません。 今日という日にも、きっと小さな名残がいくつかあって、それが知らないうちに明日の自分へつながっていくのでしょう。 このラジオの時間も、そんなふうに、皆さまのどこかにやわらかく残れたなら嬉しく思います。 しっかり覚えていなくてもかまいません。 なんとなく、こんな声を聞いた気がするなぁ……そのくらいで、ちょうどいいのかもしれませんね。 それでは、今夜はこのあたりで。 少しでも、ほっとする時間になっていましたら幸いです。 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。 次回も、またお会いしましょう。 お相手は、月詠でした。 ばいばいっ。 【Outro】 月詠と寄り道ラジオ〜