毒、それは毒 貴方からもらってゆく 私が汚れてゆく この素晴らしい炎天下の下で ふと感じた危険な香りが 貴方を魅力的にしているのね 空のその雨雲達と横切る虫達が 嘘みたいに綺麗で 胸の奥まで染みてくる ただ歩くだけの貴方から ただ座るだけの貴方から 目を逸らせない 近づくほど 酷い悪臭がするの 「ねえ、どうしてあなたは そう美しいのかしら」 毒、それは毒 貴方からもらってゆく 私が汚れてゆく この素晴らしい炎天下の下で ふと感じた危険な香りが 貴方を魅力的にしているのね 離れられない 貴方が魅力的で 近寄らない事が出来ないの 今夜は月が綺麗ですね 白けた空の下 影まで熱を帯びて 快楽なんて もうどこにもない ふと見上げた醜い空が 名前のない眠気を連れてくる 止めたいのに 止めたくない ひとつずつ消えてゆく ねえ、今はゆっくりお休み 毒、それは毒 貴方からもらってゆく 私が汚れてゆく この素晴らしい炎天下の下で ふと感じた危険な香りが 貴方を魅力的にしているのね 羨ましいわ まっすぐな光の中 私、貴方を虫けらだと思って それでもまだ 抱きしめたい きれいなままじゃいられないなら せめて最後は 虫けらのそばで 毒、それは毒 貴方からもらってゆく 私が汚れてゆく この素晴らしい氷点下の下で ふと感じた醜悪な香りが 貴方をもっとずっと魅力的にしているのね