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わ・す・れ・ら・れ・な・い

静かな午後の匂いが 胸のどこかをくすぐって ふとよみがえった記憶に 名前を呼ばれた気がした 触れられそうで触れられない あの距離のまま 置き去りにした想いだけが まだ色を失わずに残ってる 言葉にならない気持ちが ひとつ溢れるたびに なくしたはずのぬくもりが そっと息を吹き返す ねぇ あの日の続きが今も 心の奥で揺れているの 忘れようとするほどに あなたの影が近づいてくる わ・す・れ・ら・れ・な・い・よ 言葉じゃ追いつかないまま まだ消えない願いが 胸の奥でともり続けてる 通り雨みたいにそっと 胸を濡らしたすれ違い 優しさばかり拾っては 涙に変えてしまった 手を伸ばせば届いたのに 触れられなかったのは 強がることでしか自分を 守れないと思っていたから 何度も見つめ直すたび あなたの笑顔に戻って どれだけ距離が離れても 想いだけは消えなかった ねぇ 過ぎてく日々の中でも あなたの声が響いてるの もう戻れないことさえ ほんとは誰よりわかってるのに わ・す・れ・ら・れ・な・い・よ 苦しいほど切ないのに どうして今もまだ こんなにも心を占(し)めてるの? 置き去りにした気持ちのかけら ひとつずつ拾い集めたら やっと見えた真実は “好きだった以上の何か” 涙を拭った指先が あなたの名を探してる 触れられなくてもいい 想いはもう私の一部 ねぇ 言えずに抱きしめた想いが 今になって溢れて止まらない 離れても滲まなかった心が 静かにまた灯りだす 新しい朝に向かうたび あなたの残した光が 私を少し強くしてくれる わ・す・れ・ら・れ・な・い・よ どれだけ時間が流れても 胸の奥でまだ呼んでる あなたへ続く響きが ずっと…消えずに… わたしを連れていくの