眠気と倦怠感が空間を満たして 今日もまた身体は重く ただただ肺から空気が漏れていく 実感、確認、自覚、ため息 そのすぐ後にやってくる嫌悪感 おいそれと動くこともできず ぼんやりと素早く逃げていく 時間の経過を ただ眺めている 時計の針も何も言わずに 僕の不在を黙って記録していく 外は雨、窓辺に滲む景色 プラスチックの模型のようだ まるで嘘みたいな世界 触れてもそこに在るか分からない 僕はまだここにいる 多分きっとそう 五感が徐々に侵されていく 誰かを責める気力もなくなって 布団に沈むのがルーティンになった それだけで一日が終わる 夢も現実もない四畳半の箱 侵食する水滴の音が 部屋の隅で 大暴れして 無遠慮に体内を震わせてくる 静けさに殴られ怯えてるみたいに この沈黙という怪物を 倒すことはきっと出来ないだろう 叫ぶ声も届かない部屋で ただ呼吸だけが まだ続いてる 今日もまた時間だけが 容赦なく通り過ぎていった 瞬く間に消え去る運命 それでいい もう十分なんだよ