小倉生まれで 玄海育ち 祭りの夜は なんだかワクワクする 銀天街の 人ごみの中 ドキドキしながら 君を探した 紫川から 風がそよいで 八坂神社の 石畳歩き 小倉城の 上のお月さま 「君も見てる」と 思いたくなる 小倉祇園の 太鼓がドンドン響く 僕のドキドキも ドンドン高まる 君のそばに いたい、ただそれだけ でも 勇気が出ないんだ どうすればいい? ジャンガラ響く 旦過の市場で 君の浴衣に 胸が高鳴った 伝えたいけど 言葉がつまる 夏の音だけが やけに響いてる 太鼓の音が だんだん遠くなり 君の姿も だんだん遠くなる 君に気持ちを 伝えたいけど 胸の奥だけ 熱くなってゆく 祭囃子の 声が鳴り響く中 子どもたちの声が 背中を押した 君のこと呼び止めて 伝えたいんだ もう 気持ちは 止まらない 君が好きだよ 僕の想いは 風にかき消され 戸惑う君の 返事はごめんね 浴衣の君の 長い後ろ髪 遠ざかる影 涙でにじむ 銀天街の灯りが だんだん消え始め 僕の熱い想いも だんだん消えていく 君のこと好きだよって 伝えたけれど でも 想いは届かなかった 小倉祇園の 太鼓が聞こえるたびに あの夏の日々が 胸によみがえる 好きだよって言えた それで良かった 君は どこかで幸せに してるだろうか どこかで幸せに してるだろうか