【Intro】 カランコロン 浴衣の裾 ふいに揺れて 笑う君 打ち上げ前の鼓動が 終わりの匂いを連れてくる 【Verse 1】 はぐれないように 袖を引いた 言葉より先に夜空を見上げた 線香花火の芯が落ちるみたいに じわり 胸があつくなる 「また来ようね」って うなずく君の声が遠くなる 帰り道 歩幅を合わせた 夏の音だけが 背中を押していた 【Chorus】 手を伸ばせば 届きそうで 掴めない 君の輪郭 いつまでも続くと思ってた 笑い声が 空にほどける さよならじゃなかったのに 振り返らずに歩いてく 夕立のあとの静けさだけ 胸の奥に 今も残ってる 【Verse 2】 ヨーヨー釣りの紐が揺れる ラムネのビー玉のように 冷たいまま沈んだ気持ち どうしても素直になれなかった 射的の景品 誰も見てなくて はぐれた手を握る勇気もなく 少し先を歩く背中に 「待って」さえ言えずにいた 【Chorus】 手を伸ばせば 触れられた? あの日の空は知らない 胸の中で響く残像 忘れたくないのに にじんでく 言えなかった「ありがとう」が 夜風に紛れて消えてく 静かな夏の帰り道 ひとりきりで 踏みしめた 【Bridge】 提灯の灯りが 揺れて 君の名前まで溶かしていく 笑顔を残したまま 夢だったように すれ違う 【Final Chorus】 手を伸ばせば まだきっと 光はどこかにある どれだけ季節が過ぎても 忘れられない一瞬がある 「またね」と笑った夜が 今も心に灯る 来年じゃなくて 今、言うよ 「ずっと 君が好きだった」 【Outro】 カランコロン 浴衣の裾 風の中で 揺れて消えた