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Little Proof

V5.5

[Intro: five dry spoken voices, spatially separated, sparse upright piano] 「これは違った」 「また遠回り」 「まだ使えない」 「小さすぎる」 「……それでも、残す」 [Verse 1: rotating close-miked female leads, piano only, restrained rubato] 消した線の跡を見ても 正しかったとは言えない 遠回りしたその日々を 近道だったとも呼べない 傷が私を強くしたと 綺麗な意味にはしたくない 眠れなかったあの夜は 今も痛いままでいい それでも残した小さな丸 誰にも見えない灯りでも 使い道さえ分からぬまま 次の頁へ持っていった [Pre-Chorus 1: two voices, low pulse slowly emerging, no full drums] 意味なんてまだ なかったの 使い道さえ 分からなかった ただ見たい 景色があった だから私を運んでいた [Chorus 1: first chamber post-rock bloom, full live band, restrained strings] あぁ答えに繋がらない 小さな証明を抱いて 遠回りも間違いも この手から離さず来た これが必要だったなんて 言わなくていい 無駄じゃないとも 決めなくていい あぁ見たかった景色が まだ向こうにあるから 書きかけの私ごと 今日を運んでいく ほら、まだ答えにならない 欠片でも 次の一行を支えてる [Verse 2: rotating female leads, piano with fragments of earlier band motifs] 最後の扉を前にして 越えられないと思っていた 遠回りしたその日々が 背中で静かに音を立てた 正解だったとは言わない 慰めだったとも言わない 置いてこなかったあの手が 今の私を支えてた それでも残った小さな丸 誰にも見えない灯りでも 置いてこなかった過去たちが 次の一歩を照らしていた [Pre-Chorus 2: voices gradually gathering, heartbeat floor tom, rising bass] 理由なんてまだ わからない つらい意味さえ 分からなかった ただ痛い 欠片があった それが私を運んでいた [Chorus 2: full chamber rock band, expanding vocal counterpoint] あぁ答えに繋がらない ばらけた証明を抱いて 遠回りも間違いも この手から離さず来た だから大丈夫だったなんて 言わなくていい ここまで来たこと それだけがある あぁ見たかった続きが まだ背中を押すから 書きかけの私ごと 今日を支えていく ほら、まだひとつにならない 欠片でも 次の一行を書いていい [Bridge: complete breakdown, piano, breath and silence] 傷が必要だったなんて 最後まで言わなくていい 遠回りでよかったなんて 納得しなくてもいい 置いていかなかった 忘れずに持ってきた 小さくても残してきた ここまで運んできた [All, whispered, close and dry] だから―― [Individual voices, one by one, from different spatial positions] 「これ、あるよ」 「ここ、通ったよ」 「まだ覚えてる」 「ちゃんと残ってる」 [All, close and dry] 「だから、大丈夫」 [Pause: one full beat of silence] [Recapitulation: every earlier piano, guitar, rhythm, string, and vocal motif returns separately] [Final Chorus: massive post-rock climax, five-part counterpoint, no modulation] あぁ答えに繋がらない すべての証明を抱いて 遠回りも間違いも この手から離さず来た これが必要だったなんて 言わなくていい 無駄じゃないとも 決めなくていい あぁ見たかった景色が まだ向こうにあるから 書きかけの私ごと 今日を運んでいく ほら、まだ答えにならない 欠片でも 次の一行を支えてる あぁ運んだ過去たちが 今度は私を抱くから ばらばらの私たちが 倒れそうな今を支える 今はまだ答えにならない 欠片でも 次の一行を 書いていい [Final Refrain: overlapping voices gradually converging into unison] 遠回りだった それでも来た 間違いだった それでも残した 小さすぎた それでも灯った 痛いままだ それでもここにいる [All, full unison] 書いてきたすべてが 今いる私を支えている [Outro: solo upright piano, breath, quiet B-flat add9, natural room decay] 「これ、あるよ」 「やってきたよ」 「だから――」 次を書こう [End]