
燃え上がる紅の 花弁揺れ 黄泉へと誘うように 微笑んだ 涙に濡れた声 風に溶け 幻のように 消えていった 夢と現の狭間 彷徨う魂よ 再会を願いながら 朽ちてゆく 咲き乱れよ 彼岸の花よ 狂おしく紅を散らして 愛も哀しみも 抱きしめて 運命を染め上げろ 流れゆく時に 抗えず 残響のようにただ 呼び続け 届かぬ想いさえ 燃やし尽くし 夜明けを拒んで 咲き続ける 声にならない祈り 血潮に変わり 引き裂かれる運命を 愛した 咲き乱れよ 彼岸の花よ 美しく夜を焦がして 別れの涙さえ 抱き寄せて 永遠を飾りなさい 赤く 赤く 染まる 指先まで 焼き尽くす 消えぬ情念は 花弁となり舞う 咲き乱れよ 彼岸の花よ 儚くも紅を刻んで 死を越えた想いを残して 夜明けに消えてゆけ

