[Intro] 雨が鳴る 鉄が泣く 赤い灯が まだ燃える 私は誰 ここはどこ 花の名は もう消えた [Verse 1] 黒い雲 低い空 煤の街 割れた川 風は死に 土は黙る 鳥の影も ここにない かつて私は 緑の神 芽吹く朝の 息だった けれど今は 油の香 汚れた裾 濡れた羽 [Pre-Chorus] 触れれば 錆びる 祈れば 濁る この世界は 遠すぎる この世界は 冷たすぎる [Chorus] 花よ 戻れない 光よ ほどけない 冠はもう 棘になる 名前はもう 灰になる 私はただ 落ちてゆく 空を忘れ 落ちてゆく [Verse 2] 線路の歌 軋む夜 駅の底で 火花が散る 窓の群れ 眠る顔 誰も空を 見ていない この手には 泥と傷 この髪には 雨と煙 蝶の飾りも 裂けたまま 神の衣も すすけてる [Pre-Chorus 2] 叫べば ノイズ 歩けば きしむ 遠い森は 夢の奥 遠い泉は 錆の奥 [Chorus] 花よ 戻れない 光よ ほどけない 冠はもう 棘になる 祈りはもう 鉄になる 私はまだ 消えたくない 壊れながら 消えたくない [Bridge] ねえ 聞こえる? 遠い水 古い風 ねえ 見えてる? 枯れた根に 残る熱 ひとしずく それだけで 咲けるなら まだ行ける でも街は 笑わない でも空は 開かない [Break / Glitch] error noise rain rust 神はいない 神はいない 神はいない ――私も? [Final Chorus] 花よ 戻れない けれどまだ 終われない 砕けた冠 抱きしめて 汚れた羽で 立ち上がれ 私はもう 春じゃない 私はただ 影じゃない 錆の中で 咲いてみせる 灰の中で 咲いてみせる [Outro] 雨が鳴る 鉄が泣く 赤い灯が まだ燃える 私は行く 名もなくて それでもまだ 花だから