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M06 君といた町 城の町

小径の風が 指先ふれて ひとり歩いた 本町通り 君が笑って 手を振った その景色だけ 色を残してる 甘い団子 ふたりで分けた たわいもない 言葉が宝物 提灯ともり 影がゆれる 春の終わりの 静かな夕暮れ 君といた町 城の町 忘れていた記憶 よみがえる もしも時間を 越えられるなら もう一度だけ 会いたいんだ 白壁のそば 沈む日差し ゆるい坂道 今日も変わらず 「また来ようね」って 言いかけた 胸の奥だけ 言葉が残る 君の好きだった みたらし団子 笑ってこぼした 声が浮かぶ 茶屋の灯りに 染まる心は あの日のまま 動けないまま 君とみた川 木曽川に 風が名前を そっと呼んでた 戻れないのに 探してしまう 春の匂い 君のぬくもり ふと振り向けば 犬山城が 遠くで 静かに 見守っていた