空が灰色に軋む音 死の味 風が乾いた喉を撫でていく 笑っていた場所 今は名前もない瓦礫 小さな靴が片方土埃にまみれて 冷たくなった手を握る 謝罪の言葉だけが 意味もなく宙を舞う 僕らはただここで息をしていた 空の色を知っていた 誰の正義がこの空を焼いた 誰の言葉がこの手を冷たくさせた 誰の正義の衝動のために いくつの「明日」を奪う 祈りは煙に巻かれて消えた 届かない何も届かない この分厚い壁の向こう 焦燥の壁の向こう 同じ光を見ている 同じ光を見ている 冷たくなった手を握る 謝罪の言葉だけが 意味もなく宙を舞う 瓦礫の下で微かに震える 命の声が聞こえる 誰の正義がこの空を焼いた 誰の言葉がこの手を冷たくさせた 誰の正義の衝動のために いくつの「明日」を奪う 夜が来る 同じ夜が来る 夜が来る 同じ夜が来る 月がすべてを見ている 月がすべてを見ている


