
煩悩退散 [ボーカルVer]/Drive Out Temptation [Vocal ver]
[Verse 1] 朝露きらり 山門をくぐり 今日も静かに 座禅を組む 徳を積み重ね 心を磨き 立派な狐に なるために 「まずは百回 深呼吸」 「雑念なんて 追い払え」 背筋を伸ばして 目を閉じたら 背中をつんつん 猫の手が 「ねえねえ まだ?」 「修行中だよ!」 「ちょっとだけ 遊ぼうよ」 揺れるしっぽに 心が揺れる これは修行の 試練なのだ! [Chorus] 煩悩退散 煩悩退散 心を乱す 誘惑よ 「遊ぼう」「遊ぼう」 その声だけで 集中力が 飛んでゆく 煩悩退散 煩悩退散 負けるな狐 徳を積め ……だけど隣で 笑う君を 無視するほうが 難しい! [Verse 2] 昼下がりには 写経を始め 一文字ごとに 心を込める 「今日は邪魔しない」 そう言った君が 筆の横から 顔を出す 「おやつあるよ」 「いらない!」 「昼寝しようよ」 「修行する!」 「じゃあ尻尾を 触っていい?」 「それはもっと だめだから!」 笑い声響く 境内の中 怒るつもりが つられて笑う どうして君は 邪魔ばかりする? 答えはいつも すぐそばに [Chorus] 煩悩退散 煩悩退散 心を惑わす 誘惑よ 駆けっこしよう 木登りしよう 修行の予定が 崩れてく 煩悩退散 煩悩退散 負けるな狐 耐えるのだ ……でも楽しそうに 手を振る君を 置いていくのは 寂しいな [Bridge] 夕焼け染まる 石畳 二人並んで 帰り道 「今日は修行 できたかな?」 「いっぱい遊べたよ!」 「……それじゃ意味が 違うだろ」 「でも君、笑ってるよ?」 狐の耳が ぴくりと動く 言い返せずに 空を見る 徳を積むって 何だろう 欲を捨てるって 何だろう ひとりで立派に なるよりも 誰かと笑うのも 大切かな [Chorus] 煩悩退散 ……と言いたいが 今日だけ少し 休んでもいい 「明日こそちゃんと 修行するから」 君と走って 山を越えよう 煩悩退散 煩悩退散 明日になれば また修行 邪魔して笑う 君がいるなら きっと僕は 強くなれる 立派な狐に なるその日まで 君と一緒に 徳を積もう ……たぶん今日も 遊びながら!

