[Intro] (fingerpicked acoustic guitar, 8 bars, evening atmosphere) [Verse 1] ごがつの夕方 帰り道のサツキが 咲きかけのまま 通行人を見ていた 何かを始めた花と 日陰の枝 同じ高さで横並びになっていた [Pre-Chorus 1] こないだの夜のことを ふいに思い出す 客席の暗がりに 自分を置いていた [Chorus 1] ステージの上の姿は つぼみ交じりだった 咲ききらない手で 空に向かっていた わたしは何列目かで ただ見ていただけ それがよかった 一面のさつきが色づいた [Verse 2] 若い人ばかりの席で 最初は固まっていた 場違いなのは確かで 周りもみんな自分のことで精一杯だった ライトが落ちて 音が立ち上がってから わたしは自分のことを 忘れていた [Pre-Chorus 2] 気がつけば 立ち尽くしたままだった ペンライトを振るのを忘れ じっと見ていた [Chorus 2] ステージの上の姿は キラキラ舞っていた 咲ききらない手が 空を求めていた わたしは何列目かで ただ見ていただけ それでよかった 一面にさつきが咲いた ごがつはまだ終わらない [Bridge] (drop to acoustic guitar and vocal only) 今日のサツキは 街路で同じ顔をしていた 咲きかけの枝と 鮮やかに開いた姿と わたしは歩道で 立ち止まっていた 立ち止まって じっと見ていた [Last Chorus] (strings enter softly) ステージの上の姿たちは つぼみ交じりだった 咲ききらない両手が 空をつかんでいた わたしは何列目かで ただ見ていた 何列目かで ただ見ていた それでよかった それしかできなかった サツキは咲ききらないまま ごがつの街にあった ごがつはまだ終わらない [Outro] (acoustic guitar fade) ごがつはまだ終わらない ステージの上のさつきが咲いた


