
[Intro] 午前零時 会社の灯りを 最後に消した 駐車場 白い息 ドアを開ける キーを回す ラジオだけが 先に 目を覚ました [Verse 1] いつもの道 いつもの橋 料金所で 百円玉を出す 窓を開けたら 冷たい風 眠気が 少し逃げていく 赤信号 隣の車 助手席で 誰かが眠ってる 僕は前を 見たままで ラジオの音を 少し上げた [Pre-Chorus] この時間になると いつも流れる曲がある 題名も 知らない 誰が歌ってるかも 知らない でも 最初の音だけで もうすぐ家だと 分かった [Chorus] 午前零時のラジオ 誰にも言わないことを 知っているみたいに 静かに鳴っていた 帰る場所なら ちゃんとある 鍵も持っている それなのに この道だけ もう少し 走っていたかった [Verse 2] コンビニなんて まだ少なくて 夜の街は 本当に暗い 自動販売機 ひとつだけ 白く 道を照らしてる 缶コーヒー 熱すぎて 片手を 何度も替えながら ボンネットに 腰をかけた 遠くを トラックが 通り過ぎた [Pre-Chorus] 昔 君を送った夜も この道だった たぶん 同じ信号 同じ橋 でも 何を話したか もう 思い出せない 覚えているのは 助手席に 君がいたこと [Chorus] 午前零時のラジオ あの日も 鳴っていたのかな 思い出せないことばかり 増えていくのに 窓を開けたときの 君の髪や 寒いと言って 笑った声だけ どうして こんな夜に 戻ってくるんだろう [Bridge] 次の夜 同じ時間 同じ橋 いつもの場所で 待っていた だけど その曲は 流れなかった 知らない歌が 終わって ニュースになった 僕は初めて あの曲を 待っていたことに 気づいた [Final Chorus] 午前零時のラジオ もう あの曲は流れない それでも道は 昨日と同じように 家まで続いてる 忘れたものを 取りに戻るような 歳でもないけれど ひとつだけ 分かった 僕が待っていたのは あの歌じゃない あの頃の僕が まだどこかで 走っているような そんな気がする 数分間だった [Outro] 料金所 百円玉 窓を閉める 橋を渡る ラジオから 明日の天気 「晴れ」 それだけ聞いて スイッチを切った 前の空が 少しずつ 青くなる 家まで あと 十分 © Kamo Please do not re-upload, redistribute, or release this song or its lyrics on other platforms without permission. 無断転載・再配布・無断での音楽配信はご遠慮ください。

