静かな部屋の隅で 君の寝息が聞こえる カーテンの隙間から 朝の光が少しだけ忍び込む 今日も僕らは ここにいる 目に見えない糸で 繋がれている気がするんだ すれ違う朝も 同じベッドで目覚める夜も 君の笑いジワが 少しずつ深くなっていくのを 僕も同じように 鏡の中で見つめている 若い頃の夢は もう色褪せてしまったけど 君と過ごした時間だけは なぜか鮮やかだ コンビニの明かりの下で 買った温かい缶コーヒー 君が「熱い」って笑う顔が 僕の胸を締めつける 変わらない毎日なんて 最初から存在しないのに 変わらないものがあるって 信じていたいんだ 時間は決して優しくない でも君がいれば 少しだけ許せる気がする 共存してる 僕らはこうして生きてる この手とこの手 離さないままで 思いの数だけ しわが増えていくけど それが僕らに与えられた たった一つの幸せさ 変わらない 変われないよ 僕ら どんなに世界が変わっても またしわをあわせて 笑い合えるなら それだけで十分なんだよ 駅のホームで 君の後ろ姿を追いかけた日 傘を忘れた雨の夜に 君のコートに潜り込んだ日 喧嘩して 言葉を失った朝も 結局また同じ布団で 背中を預け合った 完璧な恋なんて 最初から求めていない ただ 君の温度が 僕の温度と重なるだけでいい 年を取るのが 少し怖くなった頃に 君が「一緒に老いよう」って 冗談めかして言った その言葉が今も 胸の奥で温かい 傷も 後悔も 全部抱えたまま 僕らは今日も 歩き続けている 共存してる 僕らはこうして生きてる この胸とこの胸 重ね合ったまま 願いの数だけ しわを刻んでいくよ それが僕らに許された 美しい物語さ 変わらない 変われないよ 僕ら どんな別れが近づいても またしわをあわせて 泣き笑いできるなら それが僕らの 永遠なんだ いつか この街のネオンが 少しずつ遠くなる日が来ても 君の横顔に刻まれた しわを そっと指でなぞりたい 「ありがとう」なんて 照れくさくて言えないけど ただ一緒にいること自体が 僕にとっての奇跡だ 揺らめく影の中で 僕らはまだ 静かに 確かに 共存している 共存してる 君と生きていくよ この命とこの命 重ねながら 思いの限りに しわを増やしていこう それが僕らに残された 最後の贅沢さ 変わらない 変われないよ 僕ら この先どんな景色が見えても またしわをあわせて 歌い合おうよ 君のしわも 僕のしわも 全部 愛おしい 共存してる… 静かに ゆっくりと… 君と… 生きていく… しわを重ねながら… 永遠に…



