
駅までの坂道 夕映えがほどけて 言えない気持ちだけが 胸でゆらいでた すれ違う指先に ふれたら泣きそうで 笑ってる君ほど 遠く見えていたの 街の音にまぎれたまま 胸のざわめき止められず もう一度 名前を呼べたなら かけだした にじむ景色の中で 「好きだよ」って言いたくて 届かない 届かない この想い 焼きついた 君の横顔が 心ごとほどけていく まだ呼んでる 消えないまま やわらかな灯りに ふたり溶けてた 未来の話すらもう 笑ってごまかして すぐそこにあったはずの ひとことも言えなくて 臆病なぼくを いまも責めてしまう 信号の色が変わるたび 心まですれ違って 戻れないと気づいていたのに 駆け抜けた あの日の言葉が 「もう一度」とゆれていた まにあえ まにあえ この想い 手を伸ばす距離の中で つかめずに消えていく まだ苦しい 君はぼくの光だった 空を見上げて まぶた閉じれば よみがえる やさしい影 誰でも埋められないよ ただ君だけ 叫びたい ほどける世界で 「好きだよ」を伝えたくて 離さずにいればよかった 遅すぎた言葉ばかりが 胸の中 ひびいてる まだ呼んでる 終わらない 君への気持ち 消えないよ あの日の声も ふれられない距離のまま そっと胸に落ちていく ねぇ 聞こえる? 君をまだ 呼んでるよ… 言えなかった言葉だけ ゆらゆらと残って 名前を呼ぶたび 胸があたたかくなるの たとえもう戻れなくても 君はずっと ここにいるよ…

