トントントン 僕が指で話しかける 君もかすかにトントントン 待っていた そんなつもりはなかったのに 五世代も前から この瞬間に向けて 何かがひっそり 準備されていたのなら 頭ではまだ半信半疑 でも身体はもう 答えを知ってしまっている 待っていたのは僕たち? それとも僕たちもまた 誰かの祈りに突き動かされているのだろうか そして もうその時が来た 今一瞬一瞬が 音を立てて近づいてくる 忘れてしまいたかった あの選択の痛みも この時のための伏線だったのなら やっと受け止められる 君の合図が届くまでは 何も分からず ただ混乱の中を 手探りで歩いていた けれど君に会えたなら 変わるのは僕たちの人生 それとも世界のあり方? トントントン 僕が指先で語りかける 君もかすかに応える トントントン 鼓動のように 一瞬一瞬が音になって 僕らを結ぶ 君と見つめ合えば また身体が答えを知るのだね


