
ネッシーはいるに決まってる (Remix)
[Verse 1] 教室の隅 くたびれた地図 薄い青で塗られた ネス湖の印 図鑑片手に 鉛筆が走る 「水深が深いから 誰も知らない生き物が…」ってさ 反対派はプリントめくりながら 「写真は全部 小動物の尻尾の接写」 「波が揺れてたのは 自分たちの船のせいだ」って 冷めた目で レポート読んでた [Chorus] それでも ネッシーはいるに決まってる って叫んだ あの午後の匂い チョークの粉 カーテン越しのひかり 小さな世界 揺らした一言 「ネッシーはいるに決まってる」 信じる理由なんて 聞かれちゃいない 脅す声と 震えた沈黙 あれがきっと クラスの“常識” [Verse 2] 肯定派は机に身を乗り出して 「湖底から地下大空洞 広がる世界」 「水竜が泳いで その上を翼竜が飛ぶんだ」 ページの隅に でたらめな地図を書いてた 消しゴムのカス 黒板の前の列 笑い声と ため息 交ざるざわめき 議論は堂々巡りの回転木馬 チャイムさえ 空気読んで鳴らないみたいでさ [Chorus] それでも ネッシーはいるに決まってる あの声が 全部さらってく 「オレの言うこと 聞けないのか?」って 目を伏せたまま 誰も逆らえない ネッシーはいるに決まってる 紙の上で決まった真実 丸で囲まれた 正解のしるし 赤ペンだけが やけに鮮やか [Bridge] 本当のところは 今でも知らない 湖の底か 心のどこか 「いる」と「いない」のあいだの揺れを 置き去りにして ベルが鳴っただけ [Chorus] それでも ネッシーはいるに決まってる って言えなかった 小さな本音 怖かったのは 見えない怪物より 目の前の クラス一番のまなざしで ネッシーはいるに決まってる あの日決めた 子どもの“常識” 今になって ふと思い出すたび 信じるってなんだろうって 問い返してる

