[Verse 1] まだ風は冷たいけど 街のすみでほどける香り コートの襟を立てたまま 誰かの気配を探してる 芽吹くには少し早い そんな顔して歩く君は 名前も知らない花みたいで なぜか目が離せない [Pre-Chorus] 咲く前の沈黙ほど きれいなものはないだろう 儚く消えそうなほど 淡く、淡く、眩しい [Chorus] 春を待つ花、名を知らぬ花 今はまだ、ただ遠くで揺れてる でもいつかその蕾が 誰のために開くのか それを見たくて、今日も歩くよ 風の先で君を探してる 春を待つ花、名を知らぬ花 名前なんて、あとで知ればいい 今はただ、この胸に 新しい色を灯すように 出会いの予感だけで十分さ [Verse 2] 駅のホーム、夕暮れの灯り 人波の中、ふっと香る髪 振り向いた横顔に 季節が一つ、動いた気がした 強がりばかりの毎日も 君の前じゃ少しだけ 素直になれる気がしてる そんな自分が少し不思議 [Pre-Chorus] 春風の中 散ってしまいそうなほど繊細で だけど確かに 春へ向かう温度がある [Chorus] 春を待つ花、名を知らぬ花 まだ誰のものでもないままに 夜の色に染まるたび ひそやかに光を増してゆく 近づくほどに焦がれて 遠ざかるほど美しくて 春を待つ花、名を知らぬ花 その名を呼ぶ日を夢見てる [Bridge] 雨上がりの舗道に 小さな希望が落ちていて 拾い上げた指先に 確かに春が触れた ねえ、もしも君が 行き先をなくした花なら この季節ごと連れていくよ 咲く場所くらい、見つけてみせる [Final Chorus] 春を待つ花、名を知らぬ花 今はまだ、誰にも言えないまま でも心のどこかで もう始まってる気がした 名前を知るより先に 惹かれてしまう恋もある 春を待つ花、名を知らぬ花 そのひらく瞬間を待ってる

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