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ひとかけ、残して

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V6

[Intro] 銀紙(ぎんがみ)を ゆっくりほどく ひとかけ まだとっておく [Verse 1] コンビニの袋(ふくろ)を アンプにかけて ブーツの紐(ひも)を ほどいたところ 甘(あま)すぎるのは苦手(にがて)だって きみが選(えら)んだ 茶色(ちゃいろ)の包(つつ)み 角(かど)からきっちり 折(お)るきみと 雑(ざつ)に割(わ)ってしまうあたし 小(ちい)さいほうを 渡(わた)すふりして いつも大(おお)きいほうをあげた [Pre-Chorus] マグカップの底(そこ) 冷(さ)めたコーヒー ひとくち飲(の)んで ギターを抱(かか)える 言(い)えなかったこと 数(かぞ)えるより 今夜(こんや)はひとつ 歌(うた)ってみよう [Chorus] ひとかけ ひとかけ 残(のこ)して 銀紙(ぎんがみ)の端(はし)を 折(お)り返(かえ)す ちょっと苦(にが)いね ちょうどいいね そう言(い)う口癖(くちぐせ) うつったよ ひとかけ ひとかけ 残(のこ)して 急(いそ)がず 舌(した)の上(うえ)で溶(と)かす 好(す)きだったって 言(い)えるくらいに 今夜(こんや)のあたしは 機嫌(きげん)がいい [Verse 2] 六本(ろっぽん)の弦(げん)を 張(は)り替(か)えたあと 指(ゆび)についた黒(くろ)を シャツで拭(ふ)いた きみならそこで 呆(あき)れるだろう そんなことまで 覚(おぼ)えてる レジの横(よこ)には 新(あたら)しい味(あじ) 結局(けっきょく)いつもの 箱(はこ)を取(と)った 変(か)わらないものが ひとつあるのも 悪(わる)くないなと 思(おも)えたところ [Pre-Chorus] スマホを伏(ふ)せて 椅子(いす)を引(ひ)いた 待(ま)ち合(あ)わせなら もうしていない 足(あし)で拍子(ひょうし)を 取(と)り直(なお)して さっきの続(つづ)きを 歌(うた)ってみよう [Chorus] ひとかけ ひとかけ 残(のこ)して 銀紙(ぎんがみ)の端(はし)を 折(お)り返(かえ)す ちょっと苦(にが)いね ちょうどいいね そう言(い)う口癖(くちぐせ) うつったよ ひとかけ ひとかけ 残(のこ)して 急(いそ)がず 舌(した)の上(うえ)で溶(と)かす 好(す)きだったって 言(い)えるくらいに 今夜(こんや)のあたしは 機嫌(きげん)がいい [Bridge] きみのマグカップで 砂糖(さとう)を量(はか)る ひとりの台所(だいどころ)も 慣(な)れてきた 捨(す)てられたのは、包(つつ)み紙(がみ)だけだった。 冷蔵庫(れいぞうこ)の音(おと)が しばらく続(つづ)く [Guitar Solo] [Final Chorus] ひとかけ ひとかけ 残(のこ)して 銀紙(ぎんがみ)の端(はし)を 折(お)り返(かえ)す ちょっと苦(にが)いね ちょうどいいね 今度(こんど)はあたしが 選(えら)んだよ ひとかけ ひとかけ 残(のこ)して 明日(あした)のコーヒーと 食(た)べよう 好(す)きだったって 口(くち)にしてから ギターのケースを 閉(と)じた [Outro] 銀紙(ぎんがみ)を ゆっくりたたむ ひとかけ あたしにとっておく