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異世界の檻

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V6

【Aメロ】 目を覚ませば 知らない空 時計の針は 逆さまに 誰かの声が 遠く響く 「帰る場所なんて もうないよ」 白い霧が 足元を這って 名前のない街を彷徨う 扉を開けても また扉 出口だけが 消えていく 【Bメロ】 月明かりに照らされた 僕の影だけが笑ってる 「ここから出たい」と叫ぶほど 世界は静かに閉じていく 【サビ】 ねえ 誰かここから連れ出して 夢ならどうか醒めてよ 何度走っても 同じ場所 異世界の檻に囚われた 君の声が聞こえた気がした 振り返っても誰もいない それでも僕は探し続ける 帰れないと知りながら 【2番 Aメロ】 花の咲かない庭の奥 古びた写真が一枚 そこに写る僕と君は 今よりずっと笑ってた 「いつかまた会おう」なんて 書かれた文字を指でなぞる 涙が落ちたその瞬間 写真から君が消えていた 【Bメロ】 夜が来るたび 街が変わる 昨日の記憶さえ奪われる 僕が僕でなくなる前に 君だけは忘れたくない 【ラスサビ】 ねえ 誰かここから連れ出して 最後に君に会いたいよ 扉の向こうに光が見える なのに足が動かない 「帰って」と君の声がした 初めて見つけた出口の前 振り返れば あの異世界が 静かに僕を呼んでいる 【最後】 扉を開けたその先には 懐かしい空が広がってた だけどそこに君はいなくて 僕だけが戻ってきた 手のひらに残ったのは あの日の写真 一枚だけ 笑っている君を見つめながら 僕はもう一度 目を閉じる そして遠くで 鐘が鳴る 「次は君の番だよ」と――