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◎山陰本線 折居駅

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北の湖が横綱になった暑い夏の日 下関のホームにポツンと僕は立ってた 姫路行きの切符をポケット突っ込んだまま 機関車の「貴婦人」がガタン 扉を開けた 心揺れて 飛び乗る列車 景色が走る 日本海がコバルトブルーに煌めいている 揺れるリズム合わせてハミング LaLaLa…山陰線 眩しすぎる 海・空・太陽 LaLaLa…山陰線 トンネルに入ったら めちゃパニック 煤煙に襲われ めちゃ真っ暗 トンネルを出ちゃったら めちゃクリーン 海に空 きみの笑顔 めちゃ眩しい ケホケホ コホコホ レールの音に 同調して咽ている僕を クスクス アハハハ 通路の向こう 同情して笑っているきみ 決まりきった予定調和の旅はやめよう 心のまま 吹いた風任せ 魔法にかかる 揺れるリズム合わせてハミング LaLaLa…山陰線 眩しすぎる 海・空・太陽 LaLaLa…山陰線 汽車が止まる 駅アナウンスが「おりいー」と言う 降りなさいって 手招きしたよな気がして降りた かばん片手に飛び降りるホーム でも出口がない 僕はウロウロ きみが笑ってるホームの端っこ あの貴婦人が汽笛を残して走り去って行く 線路の向こう 構内踏切 改札があった そういうことかと頭をかいて 少し苦笑い 二人だけだね この駅を降りた きみに問いかけた 決まりきった予定調和の旅はやめよう 心のまま 吹いた風任せ 魔法にかかる 揺れるリズム合わせてハミング LaLaLa…山陰線 眩しすぎる 海・空・太陽 LaLaLa…山陰線 「何か面白い場所 どこかありませんか?」 きみは「なんで降りたの?」ってクスクス笑う 「海かな?」とつぶやく 先に歩くきみの 背中を付いて行く 遠回りしたから  出会えた奇跡だね 十八の夏が 音を立てて変わる 一本道の先 小さな漁師町 きみの白いブラウス 潮風に揺れていた 夏休みの幻 La La La... 忘れない「折居駅」 La La La... きみといた日本海