揺れないように 揃えた線の上 確かさだけを 拾い集めて 近づくほど 遠ざかるみたいに 選択肢だけ 静かに増える 確信には まだ届かなくて 触れれば崩れそうな 沈黙を抱く 決めないことで 保つ均衡 今だけは 息をしている 並べた未来が 静かに重なって 選ぶ手前で この手は止まる 間違いじゃない そう言い聞かせて 今はまだ 名前を持てない 触れずに見送り 輪郭を伏せる 答えの形が 沈むまで 整えすぎた 沈黙の中 零れ落ちない 言葉を避けて 触れた記憶が 揺らぐたびに 選ばなかった 影が滲む 正しさよりも 崩れない距離 確かめないまま 置いていく理由 踏み出さずに 立っているだけで 壊れずに済む 夜がある 並べた未来が 静かに重なって 選ぶ手前で この手は止まる 間違いじゃない そう言い聞かせて 今はまだ 名前を持てない 触れずに見送り 輪郭を伏せる 答えの形が 沈むまで 光らない選択を 指に絡めて 進まない時間を 肯定するように 満たされない この余白が 今の私を 支えている 並べた未来が 遠くで揺れて 掴まぬまま 視線を逸らす 間違いじゃない そう信じながら 今はまだ 言葉にしない 触れずに残す 定まらないまま 答えの形が 沈みきるまで 静かに 静かに 沈む 深く


