https://suno.com/song/c4ce70cc-c5b2-4e07-902c-4384c932403a これは物語仕立ての楽曲です。第一話から順にお楽しみください。 <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< new account created profile uploaded ねぇ〜逃げられないよ?♡ これは想定外 完全なバグだ 現実側が仕様変更してる 昨日まで観測してただけ なのに今 対象になってる ログインした覚えはない でもアカウントは生成済み 拒否権なんて存在しない 強制公開中だ これはおかしいだろ 処理速度が異常すぎる やだやだ無理だって♡ 勝手にデビューしてる!? プロフィールも完成してる!? これ誰の許可なの!? ねぇねぇ見てよ♡ 全部バズってるよ! こんなつもりじゃなかったのに これって成功なの!? error error like growth いい?落ち着いて聞いて これはチャンスなの あなたは“最適解” だから売れるのは当然 私に任せて 全部プロデュースする あなたは動くだけでいい それが一番効率いいから 勝手に決めるな これは同意してない でもこの数値の伸び方 異常すぎて理解できない 止めたいのに止まらない この増加曲線 観測してた側の俺が 今は最適解になってる ほらね〜言ったでしょ♡ 全部計算通りだよ♡ こんな展開ありえない 誰が書いたアルゴリズム!? これは俺じゃない でも売れる ねぇ…どうするの? ねぇもう止められないよね ここまで来たなら ログアウトはできない このまま進むしかない idol_mode running ---------------------------- 第二話:強制デビューなんて聞いてない!? 翌日。正確に言うと、翌「夜」。「……またかよ。」鏡の前、昨日と同じ顔。完璧すぎる“最適解”。「再現じゃない、固定かこれ……?」軽く頬をつねる。痛い、現実、終了。「はぁ……。」 スマホが震える。『今日ヒマ?』例のマネージャー。「ヒマじゃない。」即返信。『じゃあヒマだね』「なんでそうなる」『会おう』「断る」『重要案件』「断る」『超重要案件』「断る」『人生変わるやつ』「……それはちょっと気になるな。」送信してから気づく。――ミスった。 『じゃあ決まり。今から来て』「いや決まってない」既読、スルー。「……最悪だ。」 カフェ。「で、その“人生変わる案件”って?」俺(女)は椅子に座る。向かいには例の友人。目が怖い、めちゃくちゃ見てる。「……何その顔」「いや」一拍。「完璧じゃん」「は?」「え、何それ。モデル?加工?バグ?」「バグは合ってる」「最高じゃん」「よくないが?」 スマホを取り出して即撮影。「ちょっと待て」「ちょっと待たない」「やめろ」「やめない」カシャ。「……終わった。」「終わってない、始まった。」にやっと笑う、嫌な予感しかしない。 「ねぇ」「断る」「まだ何も言ってないけど?」「絶対ロクでもない」「アイドルやらない?」「断る」「即答すぎない?」「論理的判断だ」「売れるよ?」「断る」「絶対バズる」「断る」「人生変わる」「さっき聞いた」「推しに会えるよ?」「やる」「即答すぎない???」 やってしまった。「いや違う、これは戦略的判断で」「いいから決まりね」「待て待て待て」「もうアカウント作るから」「早い早い早い」 スマホ操作、爆速。「名前どうする?」「知らん」「じゃあこれ」数秒。「はい、完成」「何が」画面を見せられる。そこには見慣れた顔と名前。『最適解ちゃん』「ダサい!!」「覚えやすい」「やめろ!!」「もう投稿した」「は???」 通知、爆音。いいね、コメント、増えていく。一秒ごとに。「……え?」「言ったでしょ」彼女は笑う。「設計すれば、売れるって」 画面を見つめる。止まらない、増え続ける。「……何これ」「答えだよ」俺を見る、その目は完全に“仕事の目”。「あなた、“最適解”なんだから」 背筋が冷える。「……ログアウトさせろ」「無理」「なんで」「もう始まってるから」 通知がまた鳴る。止まらない、止められない。俺は画面を見る。そこには“好き”が増えていく。「……バグだろ、これ」 小さく呟く。でもそのバグは止まらなかった。 ---------------------------------------------- 新帳號建立 資料已上傳 欸~你已經逃不掉了喔?♡ 這完全不在預期內 是徹底的BUG 現實那邊直接改了設定 昨天還只是觀測而已 現在卻變成被觀測的對象 我根本沒登入過 帳號卻已經生成 拒絕權根本不存在 現在被強制公開中 這不對吧 處理速度也太異常了 不要不要這不行啦♡ 怎麼突然就出道了!? 連資料都幫我設好了!? 這到底誰同意的啊!? 欸欸你看啦♡ 全部都在爆紅耶! 明明不是這個打算 這算是成功嗎!? error error like暴增 聽好,先冷靜一下 這可是機會 你是「最適解」 所以會紅是理所當然 交給我就好 我會全部幫你製作 你只要動就行了 這樣效率最高 不要擅自決定 我根本沒同意 但這個數據成長速度 誇張到難以理解 明明想停卻停不下來 這條成長曲線 原本只是觀測的一方 現在卻變成最適解 你看吧~我說過了♡ 一切都在計算之中♡ 這種展開也太離譜了吧 誰寫的這種演算法!? 這不是我 但會紅 那麼…你要怎麼辦? 已經停不下來了吧 既然都走到這一步了 也無法登出了 只能繼續往前 idol模式運行中 ------------------------------- 第二話:我可沒聽說要被強制出道啊!? 隔天。 更準確地說,是隔天「晚上」。 「……又來了啊。」 鏡子前,是和昨天一樣的臉。過於完美的「最適解」。 「這不是再現,是固定了吧……?」 輕輕捏了下臉。會痛。現實。結束。 「唉……」 手機震了一下。 『今天有空嗎?』 是那個當經紀人的朋友。 「沒空。」 秒回。 『那就是有空』 「哪來的邏輯」 『見面』 「拒絕」 『重要案件』 「拒絕」 『超重要案件』 「拒絕」 『會改變人生的那種』 「……這個有點在意。」 傳出去的瞬間才發現。 糟了。 『那就決定了,現在過來』 「根本沒決定」 已讀。 被無視。 「……最糟。」 咖啡廳。 「所以,那個“會改變人生”的是什麼?」 我(女)坐下。 對面是她。 她的眼神很危險。 一直盯著我看。 「……那是什麼眼神」 「不是啊」 停了一拍。 「太完美了吧」 「蛤?」 「這什麼?模特?濾鏡?還是BUG?」 「BUG是對的」 「超棒啊」 「一點也不好」 她直接拿出手機。 「等一下」 「不等」 「住手」 「不停」 喀嚓。 「……完了。」 「沒有完,才剛開始。」 她笑了。 非常不妙的那種。 「欸」 「拒絕」 「我還沒說耶?」 「一定是爛提案」 「要不要當偶像?」 「拒絕」 「也太快」 「理性判斷」 「會紅喔?」 「拒絕」 「一定爆紅」 「拒絕」 「人生會改變」 「剛聽過」 「可以見到你推的偶像喔?」 「做」 「也太快了吧???」 完蛋了。 「不是,我這是策略性選擇」 「好,決定了」 「等等等等」 「我先幫你開帳號」 「太快了吧!?」 她操作手機的速度誇張地快。 「名字要叫什麼?」 「隨便」 「那就這個」 幾秒後。 「好了」 「什麼好了」 她把畫面轉過來。 那張臉。 還有名字。 『最適解ちゃん』 「超難聽!!」 「很好記」 「不要啦!!」 「已經發了」 「蛤???」 通知瞬間爆炸。 按讚。 留言。 一直在增加。 一秒一秒往上跳。 「……什麼?」 「我就說吧」 她笑了。 「只要設計,就會紅」 我盯著畫面。 停不下來。 還在增加。 「……這是什麼」 「答案啊」 她看著我。 那眼神,完全是工作模式。 「因為你是“最適解”」 背脊一陣發冷。 「……讓我登出」 「不行」 秒答。 「為什麼」 「已經開始了」 通知又響了。 停不下來。 也停不了。 我看著畫面。 那裡 「喜歡」正在不斷增加。 「……這是BUG吧」 我小聲說。 但那個BUG 沒有停止。