
[Intro] 電話の受話器越しに叫んだ 「熊を殺すな、人間の勝手だろ」 役所の沈黙が耳に残る 正義に酔った声だけが揺れていた [Verse 1] 抗議を終えて街へ出た 牛丼の匂いに腹が鳴る 笑えるくらい単純な日常 それが壊れるなんて知らずに [Pre-Chorus] 信号を渡る足取り軽く 次の瞬間 視界が歪む ヒグマの影が迫る [Chorus] 食物連鎖の頂点だと 信じてたのは幻想だった 牙が肉を裂き 声も消えて 真っ赤に染まるアスファルト [Verse 2] 咆哮が街を揺らす 人間の小ささを思い知らされる 抗議の言葉も願いも ただの咀嚼音に溶けていく [Bridge] だが遠くで銃声が響き 駆除係の影が現れる 熊を討ち取るその刹那 彼もまた牙を剥いた [Breakdown] 笑いながら肉を食らう 人も熊も同じ匂い 正義も抗議も関係ない ただの腹の足しにすぎない [Final Chorus] 食物連鎖の頂点なんて 存在しないと知った今 人も熊も区別なく 駆除係が喰らい尽くす [Outro] 牛丼の湯気が遠く霞む 沈黙の中で誰も救われない

