ただいま ドアを開けると 冷蔵庫の音だけが迎える部屋 心に蓋をしてフラットになる まだ慣れないな… もう幻聴はなくなったけど 写真のあなたが 私の肩に触れて 冷たい部屋で そこだけが熱をもつ 朝日を浴びながら 行ってきますとドアをあけた 柔らかな笑顔と弾む声 あの日が最後 もう2度と戻らない時間だったなんて 部屋の灯りを全部つけても 満たされない影が揺れるだけ 君の形を探してみても やっぱり見えないな… 幻なんて嘘 体がビリビリと音を立てるくらい 叫んでも 冷たい部屋は冷たいまんま 夢であれと毎日願った 寂しかったでしょ?って 悪気なく戻ってきて 私を怒らせようとしてる イタズラなあなたの仕業だったって 泣きつかれて朝が来る 意味のない朝なんてこなくていい あなたのいない朝なんて 行ってきますとドアをあけた 柔らかな笑顔と弾む声 あの日が最後 もう2度と戻らない時間だったなんて 今日も、プログラムされたように 心をオフにする ただ、息をしてる ざらついた砂を口に入れ 鉛の中で ただ意味なく息をする



