
ねえ聞いて まだ足りない まだ知らない 名前もないまま 走っていたい— 期待なんて勝手にされたって 似合う未来は自分で決めたい あれになりたい これもやりたい 言ってるうちに朝になりそう 正解だとか才能だとか 知らない 知らない あとでいいよ そう 散々で でも爛々で 転んだ跡まで連れていくんだ 簡単じゃない だからやめない 昨日の限界なんてもういない ねえ待って まだ行ける 息が切れても 止まりたくない— 見えないなら 見つけに行く そのくらいが ちょうどいいじゃん なにかになりたい なにかじゃ足りない 誰かみたいじゃつまらない 夢中になって 無茶して笑って たぶん あたしになりたい— まだまだ足りない まだ決めたくない 未来なんて一個じゃない 間違いだって 遠回りだって 全部あたしにしてみたい— ねえ聞いて 今日もまた 上手くいかないことばっかりで 比べたって 焦ったって あの子の速さじゃ走れないし 可愛いも欲しい 強さも欲しい どっちかなんて選びたくない 欲張りだって笑われたって 欲しいものくらい欲しがりたい そう 堂々と でも相当 怖い日だって普通にあるよ 平気じゃない だけど行きたい だったらそれで充分じゃない? 一歩 もう一歩 まだ先へ— 昨日のあたしを置いてかないで 失くしたって また拾って 何回だって始めればいい なにかになりたい なにかじゃ足りない 決められた名前じゃ収まらない 泣いた日だって 悔しい夜だって ちゃんと連れて 行ってみたい— 誰かになりたい そう思った日も 今ならちょっと分かる気がする 憧れだって 真似した癖だって いつかあたしに 混ざってく— 何年先でも覚えていたい 最初の一歩が怖かったこと 「無理かも」なんて口にしながら 結局ここまで来ちゃったこと— 叶ったあとに 何になるんだろ また別の夢を見つけるのかな それならそれで 最高じゃない? ずっと途中で いられるじゃん— なにかになりたい なにかじゃ足りない やっぱり答えはまだいらない 夢中になって 無茶して笑って たぶん あたしになりたい— もっと あたしになりたい— 誰かみたいで 誰とも違う そんな途中を走っていたい 転んで 笑って 迷って 選んで 全部まとめて 連れていくから— ねえ未来 そこで待ってて— 今 行くから。

