
ふわっと とろっと 卵のシルク 真夜中のテーブル 君とふたり ルーがゆらめく 深紅のリバー スプーンひとすくい 甘いクライマックス タマネギがため息をついて、マッシュルームが加われば 牛肉はゆったりと、低いブラスの音で僕らを導く 一口一口が完璧なコード、壮大なハーモニーさ 最初の一口から、君は最高の存在だ とろけるリズム 唇に落ちる ジャズみたいな恋のフレーバー ビターとスウィート ひと皿の中で 踊るオムハヤシ ミッドナイト ワイングラス越し 香りが誘う ライスの丘に 夢が降る 笑う君の 瞳の奥で ソースが小さく スキャットを歌う とろけるリズム 唇に落ちる ジャズみたいな恋のフレーバー ビターとスウィート ひと皿の中で 踊るオムハヤシ ミッドナイト 指先で ソースの縁なぞれば 心まで とろりと溶けてく スモーキーな夜 流れるピアノ 合図は君の 「もうひと口」

