
Ep.1シグナル(原曲)
これは海の見える街で起きた 少年と科学の奇跡の噺 微かな潮の香りを感じて 静かなカーテンの先に見える 煌く海と響く時計塔の音 閉めた筈の窓 閉じた筈のノートには 褪せた3月15日の文字 昇る温度計の赤 回るコンパスはNを指さず 12月に届く桜の匂い 思わず立ち上がる 部屋に響く椅子の倒れる音 もしそこにいるなら 触れてよ 教えてよ 壁に映る 2つの影 差し込む光は一つなのに 今でもキミをここで待つボクを 可笑しな奴と笑っていいから バイブレーションの音と 光るスマホに映るあの日のメール 「またね」とキミの名前 頬に温かい感覚 重なる冷たい涙 画面の照明は不安定で まるで泣いているみたい 慌てて捲るノート 開いたページは約束の日 交わらず消えた願い 嗚咽で詰まる言葉 あの日キミの笑顔に焦がれてた もしそこにいるなら まだ居てよ 行かないでよ 風が撫でる 3・2のリズム 秘密の合図? 今でもボクを心配してくれるキミに ごめんねしか言えないのに ふと思い出す あの人の言葉 消えてない 見えないだけ 形を変えても そこにいる あの日の約束 伝えたかった想い 2つの影は向き合って 少し差のついた背の低い影が やさしく手を伸ばす ボクの伸ばす手は 届かないけれど 夕日が映し出す 交わる手と手

