
(1番Aメロ) 折りたたみの椅子をトランクから引っ張り出し 誰もいない川原(かわら)の土手にぽつんと腰を下ろす 水面(みなも)をかすめる風が、シャツの袖を揺らしていく 流れていく濁った水の色をただボーッと眺める (1番Bメロ) 釣竿(つりざお)を持つわけでもなく、スケッチをするわけでもない ただ目の前の風景のなかに自分の体を置いて 余計な思考をすべて川の流れに流してしまう そんな贅沢な何もしない時間を過ごすのさ (1番サビ) 川のせせらぎを聞きながらアイスコーヒーを飲む 生き急ぐ街の喧騒から数キロ離れただけで こんなにも広大な静寂が手に入るんだから 人生捨てたもんじゃないと、心からそう思える (2番Aメロ) 過去に無理を重ねて心をすり減らしたあの日々が この川原の静けさの価値を教えてくれたんだ 仕事も大切、目標も必要、だけどそれ以上に こうして自然のなかに身を置く余白が愛おしい (2番Bメロ) 容姿のコンプレックスも、将来の不安もすべて 川の向こう岸のその先へ流れて消えていく 他人からどう見られようと、俺は俺のままでいい (1番サビ) 川のせせらぎを聞きながらアイスコーヒーを飲む 生き急ぐ街の喧騒から数キロ離れただけで こんなにも広大な静寂が手に入るんだから 人生捨てたもんじゃないと、心からそう思える (Bridge) 日が傾き、街の灯りがポツポツとともり始める頃 そろそろ腰を上げて、帰路の車を走らせよう 明日からまた始まる日常へ戻るために (大サビ) 川のせせらぎを聞きながらアイスコーヒーを飲む 生き急ぐ街の喧騒から数キロ離れただけで こんなにも広大な静寂が手に入るんだから 人生捨てたもんじゃないと、心からそう思える (アウトロ) 椅子を畳んで車に積み込む背中に 夜の冷たい風が優しく吹き抜けていく マイペースでいこう、俺の物語の続きへ

