
月光が壁に沿って忍び寄る影が ねじれて這い始める彼らは静かに 優雅に回転する何もない空間に 隠されたダンス床下でささやき声が 響くドアの向こうのシンフォニー それぞれのステップは秘密柔らかく ゆっくりと闇が知っているワルツ 踊る影時間を盗む彼らのリズムで とても崇高な彼らは夜を過ごす 彼らは空気を所有している気づかずに 物語を紡ぐ輝きを背景にしたシルエット 水のように動く干満ゆらめき、揺れる形 夜明けまで夢を追いかける 彼らは物語を語らない痕跡を残さない つかの間の空間に、つかの間の形だけが 言葉は必要ない音は不要 光が見つかると美しさは失われる 踊る影時間を盗む彼らのリズムで とても崇高な彼らは夜を過ごす 彼らは空気を所有している 気づかずに物語を紡ぐ

