
悲しい歌はいらない
[Verse 1] 歌わないで そんな声で 歌わないで そんな顔で 聞いている私まで 悲しくなるから そんな歌は もうやめて 今は何も 言わないで 窓の向こうの 夜の風を ただ聞いていたいの [Verse 2] 弾かないで そんな音で 叩かないで そんなに強く 一緒に歌う私まで 辛くなるから そんな音は もういらない 静かな音を 聞かせてよ 遠くで揺れる 木の葉のような 小さな音でいい [Pre-Chorus] 悲しみはいつもある 心の奥にある 生きている限り それは消えないもの だから今は 大きな声で 悲しみを歌わなくていい [Chorus] 悲しい歌はいらない 悲しい歌はいらない 胸の奥にあるものを わざわざ叫ばなくていい 悲しい歌はいらない ただ静かに 生きていこう 今日という日を ひとつずつ そっと抱きしめながら [Verse 3] すべての人は 心の中に ひとつの種子を 持っている それは悲しみの 小さな種子 誰もが生まれたときから いつか雨に 濡れるように いつか風に 揺れるように 知らないうちに 根を伸ばして 心の中に 生きている [Bridge] だから私は 知っている あなたが悲しいことも 笑っている その奥に 涙があることも だけどそれを 隠さなくてもいい 見せなくても いいんだよ 言葉にならない想いなら 言葉にしなくてもいい [Chorus] 喜びを大きく 歌い上げなくてもいい 幸せだと 叫ばなくても それでいいと思うの ただひそやかに 生きることを歌にして 誰かの心に そっと届けば それだけでいい [Verse 4] 朝が来れば 朝を迎え 雨が降れば 雨を眺め 小さな花が 道端に咲けば 足を止めて 見つめる それだけでいい それだけでいい 生きているということは きっと そんなことだから [Final Chorus] 悲しい歌はいらない 悲しい歌はいらない 悲しみは もう十分に 私たちの中にあるから だから歌おう 小さな声で 今日を生きていることを 道端に咲く 名もない花のように 静かに 静かに [Outro] 気付いた人の 心に届けばいい それだけでいい それだけでいい 悲しい歌はいらない……


