
【Intro】 ぽつり 傘を叩いた ひとつ目の 秋の雨 気づけば街は 灰色に滲んで 私だけが 取り残されていた 【Verse 1】 さっきまで晴れていた空 予報にもなかった雨 冷えた風が頬を撫でて 季節だけ 先へ行く 濡れた歩道 揺れる水面 足音さえ薄れてく 誰にも会いたくない今日は この雨が ちょうどいい 【Pre-Chorus】 忘れたはずの言葉ほど 静かな夜に浮かんでくる 傘の向こう 見えない空へ 小さく息を吐いた 【Chorus】 秋時雨 降り続いて 消せない昨日を濡らして もう戻らなくていいから せめて痛みだけ 連れていって 秋時雨 この心まで 冷たい雫で満たして 泣いてることも分からないほど 雨の中を 歩いていた 【Verse 2】 水たまり映った私は 少しだけ知らない顔 強くなったつもりだった それもきっと 嘘じゃない ただ時々 思い出すだけ あの日交わした声や温度 忘れることが正解なら どうしてまだ 温かいの 【Pre-Chorus】 流れていく雨水へ 言えなかったことを落とした 拾わなくてもいいように 振り向かず 歩いてく 【Chorus】 秋時雨 降り続いて 名前のない記憶を濡らして 嫌いになんてなれなくても もう抱えていなくていい 秋時雨 傘の下には 私ひとり それだけでいい 静かなBass 雨粒のBeat 孤独さえも 今日は優しい 【Bridge】 洗い流して あの日の後悔も 叶わなかった未来も 胸に残った言葉も 全部消してなんて 本当は言えないけど せめて―― 前を向けるくらいまで 降っていて 【Final Chorus】 秋時雨 もっと降って この街も昨日も濡らして 失くしたものを追いかけるより ここからまた 歩いていく 秋時雨 冷たい雨 それでも季節は巡っていく 洗い流せない記憶なら 無理に消さなくてもいい 傘を叩く雨の音が 少しずつ遠くなって 雲の切れ間を見上げたら ほんの少し 空が明るい 【Outro】 ぽつり 最後の雨粒 傘の上で ほどけて消えた 秋はまだ 始まったばかり

