[Intro] 石の輪を くぐり抜け 白き階を 一つ越す 足はとうに 地を離れ 髪だけが 後を追う [Verse 1] 天井のない 古い殿 欠けた柱は 宙にあり 青い光を 抱いたまま 名もない文字が 流れてく 指を伸ばせば 石は逃げ 離せばそっと 寄ってくる 遠くに見えた あの扉 いつから 背にあった [Chorus] たゆたう たゆたう 光の底を 上もなく 下もなく 影さえ 私を離れてく 千年眠る 石の間 ただ 緩やかに たゆたう [Verse 2] 逆さに咲いた 銀の花 花びら一つ 頬を越す 触れたところに 輪が生まれ 音も立てずに 広がった 崩れた塔の その向こう 白い魚が 空を行く 追えばいつしか 遠ざかり 止まれば こちらを見てる [Chorus] たゆたう たゆたう 光の底を 時もなく 名もなく 小さな欠片と すれ違う 閉じた門にも 触れぬまま ただ 緩やかに たゆたう [Bridge] 石の輪が 一つ 揺れた 銀の花が 一斉に 伏せる 遠くの塔から 光が 一筋 あれは [Final Chorus] たゆたう たゆたう 青白き底 青白き底 柱も 花も 私も ゆっくり 向きを失くして 千年眠る 石の間 まだ どこへも 着かぬまま [Outro] 白い魚