
[Verse 1] 道端に 「昨日」が落ちていた 朝露まとって 濡れていた 踏まれてしまわぬ そのうちに 拾って鞄へ しまい込む 少し歩けば 「約束」ひとつ 石垣の隅に 挟まっていた 名前はどこにも 書いてない さてさて誰の 落とし物 [Pre-Chorus] 落としたことも 気づかずに 今ごろどこかで 探してる 足跡ひとつ 辿ってみれば きっと誰かに 行き着くだろう [Chorus] ほらほら 落とし物ですよ! 「昨日」をひとつ 拾いました! 「約束」ひとつ 「帰り道」ひとつ あなたのものでは ありませんか? あっちへ こっちへ 持ち主探して 知らない町まで ひとっ飛び ほらほら 落とし物ですよ! 心当たりは ありませんか? [Verse 2] 川辺に古びた 「夢」ひとつ もう随分と 色褪せていた 破れぬようにと 包み込み 持ち主探して 坂を行く 木陰に「名前」が 落ちていた 何度呼んでも 返事はない そのまた先には 「思い出」ひとつ 誰かの顔だけ 抜けていた [Pre-Chorus 2] 今日は随分と 多いなぁ 鞄はすっかり 重くなる 夢も 名前も 思い出も なくせばきっと 困るだろう [Chorus 2] ほらほら 落とし物ですよ! 「古びた夢」を 拾いました! 「名前」をひとつ 「思い出」ひとつ あなたのものでは ありませんか? あっちへ こっちへ 持ち主探して 坂の向こうの 一軒家 ほらほら 落とし物ですよ! 心当たりは ありませんか? [Bridge] 見つけましたと 差し出した 夢と 名前と 思い出を ひとつ ひとつ 並べれば その人は じっと俯いた やがて震えた 声ひとつ 「返してなんて頼んでない!」 閉じた扉の 向こうから しばらく嗚咽が 聞こえてた 手元に残った 古い夢 どうすればいいか 分からない [Final Chorus] これは 落とし物ですか? 「昨日」をひとつ 見つけました 「約束」ひとつ 「古びた夢」も 落とし物とは 限らない なくしたものか 捨てたものなのか 見ただけじゃまだ 分からない これは 落とし物ですか? 心当たりを 訊いていいのかな [Outro] 帰り道 同じ道端 見つけた場所へ そっと置く 落とした物と 捨てたもの 見ただけじゃまだ 分からない だから今度は 拾う前 少し 辺りを見渡した 風に転がる 「何か」ひとつ 手を伸ばしかけて 立ち止まる 少し眺めて ──また歩く

