[Intro] 蝉の声が遠くなって 朝の風が少し冷たい 昨日までの暑ささえ 嘘みたいに消えていく [Verse 1] 窓を開けたら 知らない季節の匂いがした 半袖のまま歩く道 少しだけ肩をすくめる 夕暮れの空は 夏より早く暗くなって 帰り道の街灯が ひとつずつ灯っていく [Pre-Chorus] 季節はいつも 何も言わずに過ぎていく 置いていかれないように 足音を合わせて歩いた [Chorus] 九月の風が吹いて 夏の続きを連れていく あの日見上げた青空も 少しずつ遠くなる 寂しいわけじゃない ただ少しだけ振り返る 冷たい風に目を細め 新しい季節を待っている [Verse 2] コンビニの帰り道 虫の声が夜に溶けて 自転車を止めた坂道で 星をひとつ見つけた 長い昼が終わって 夜が少し長くなって 言えなかった言葉まで 静かに浮かんでくる [Bridge] 夏が終わることを 悲しいとは思わない 終わるからこそきっと 覚えていられるんだろう [Chorus] 九月の風が吹いて 新しい匂いがした 昨日までの景色さえ 少し違って見える 急がなくてもいい 季節はまた巡ってく 冷たい風を受けながら この道を歩いていこう [Outro] 蝉の声が消えた夜 ギターの音だけが響く 九月の風に吹かれながら またひとつ秋を迎える