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キミのエチュード 〜届かない音、あの日の残り香〜Respect TakNgo ★「バイオリンの彼女」 (Remastered)

[Intro] あの日からずっと、 ただ見つめることしかできなかったんだ… [Verse1] にじむ灯りの向こう キミの姿 楽器を抱えた その背中に 言葉は 追いつけなかった [Interlude1] 「──あの日の旋律が聴こえた気がした、夕暮れのホーム」 「──振り返った気持ちに流れ込んでくる、キミのエチュード」 「──笑顔と声と奏でた音、ノイズとあふれた記憶たち」 [Verse2] 午後のベンチ 陽だまりにまどろむ時間 バイオリンが 紡いだ音の粒 ぼくの胸を、そっと揺らしてた [Interlude2] 「──たぶん、起きてたはずだった。記憶と知ってる音色」 「──寝たふりして耳を澄ませてた、あの日の屋上」 [Pre-Chorus1] 気づいたキミが 微笑んで言う 「起こしちゃったかな?」 あどけない声に 答えられず 「授業、始まるから」と 言い訳みたいに逃げ出した ──まだ、名前も知らないままで [Chorus1] なぜ あの時 素直になれなかったんだろう 臆病な自分は 今もまだ 変われないまま 手を伸ばせばもしかしたら届いたかもしれないのに 悔しさが 胸を滲ませる [Verse3] 「──病院の駐車場で 偶然の再会」 「──ふり向いたキミは、戸惑う瞳で 指を頬にあてて」 「──記憶の欠片をなぞりながら、扉をそっと叩いてた」 [pre-Chorus2] 気づいたキミがまた あの笑顔で 「また会いましたね」 あどけなさを残したまま 隣のシートに腰かけた [Chorus2] 「──線路沿いのカフェ」 「──目を細めるキミ」 「──助手席に寄り添うバイオリンケース」 「──ふとした沈黙」 「──少しさみしげな横顔」 「──それでも やっぱり キミは綺麗で」 [Bridge1] 「あの時、話しかけてくれてたら──」 まっすぐな瞳で言葉にするキミに ぼくは ただ目をそらした [Chorus3] なぜ あの時 伝えきれなかったんだろう 背中を見ていた 屋上の午後 あの頃より ほんの少しマシになれたのに カフェで並んだ 横顔 流れる曲は “Make it real…” それでも ぼくには届かない [Bridge2] 恋に落ちた あの日の意味を探しても 答えは、きっと ぼくの中にしかない 臆病な自分に 何度も言い訳しても キミには 何も届かなかった ようやく出てきた言葉は── いくじなしの精一杯のひとこと 「──きれいだね」 「──じゃあ、またね」 [Outro] 「……やっぱり、君が好きだな」 ぼくは、隣の気配に語りかける そこにあるのは キミの残り香と 耳元に静かに戻ってきた、あの日のバイオリン [Solo : Violin and Piano – emotional, fading out]