その時だけは 逃げていい 何度でも 生きてさえいれば それでいい 継いだ剣が重すぎて 誰かが私を勇者と呼ぶ 震える指を握りしめ 死にたくないと空を見た 強くない 選ばれたくない 帰りたい それだけなのに 父の声だけ 胸に残る 逃げて逃げて 生きていけ 弱いと誰に 笑われても いつか心が ここだと叫ぶ その時だけは 立てばいい その時までは 逃げればいい 命だけは 離すんじゃない 憎しみが骨になり 恐れが神を作り出す 涙も明日も選ぶ道も すべては定めと神は言う 父の死さえ 私が決めた お前の意志など どこにもない その声が 空を裂いた 逃げて逃げて 生きていけ 神の言葉に 縛られても いつか心が 違うと叫ぶ その声だけは 離すんじゃない 偽りの神の声なんて 背を向ければいい! 違う あの人の言葉は お前のものじゃない 逃げた夜も 泣いた朝も すべて私が 生きた証 逃げるか 立つか それだけは 私が決める 逃げた逃げた それでも生きた 弱い私の ままで来た 今、この心が ここだと叫ぶ その時が来た 私は立つ 逃げた逃げた それでも生きた 泣いて這って ここまで来た 誰かが決めた 運命じゃない この一歩だけは 私が選ぶ これは運命なんかじゃない お前が決めた明日じゃない この命は 渡さない 私は立つ! この一撃!