[Verse 1] 透明化を掲げた国で 年々、霧だけが濃くなる 説明責任は儀式になり 口にした言葉は削れていく 真実は書類の隙間へ 音も立てずに落ちていく 国民は「見える化」を信じて ただ、待っている [Pre-Chorus] 見えるのは 磨かれた数字 見えるのは 切られた未来図 光を通すはずのものが 先に影を増やす [Chorus] 霧が濃い 声が薄い 霧が濃い 責任は軽い 見える化 見える化 奪われるのは いつも視界だ [Verse 2] 迷うのはいつも民で 迷わないのは操る者 道の端で濡れた看板が 同じ文句を繰り返す 都合のいい線だけ残し 都合の悪い輪郭を消す 透明とは何だったのか 問う声だけが冷えていく [Pre-Chorus] 見えるのは 加工された顔 見えるのは 都合のいい旗 霧を晴らすふりをして 霧を深くしている [Chorus] 霧が濃い 声が薄い 霧が濃い 責任は軽い 見える化 見える化 奪われるのは いつも視界だ [Bridge] 透明化とは 光を通すことじゃない 光を遮る 技術だったのか 誰のための窓 誰のための鍵 答えはいつも 霧の向こう [Final Chorus] 霧が濃い 声が薄い 霧が濃い 責任は軽い 見える化 見える化 奪われるのは いつも視界だ 霧が濃い でも、もう見てる 霧が濃い ここで終わらせる


