いつの朝だろう もう朝とは呼べない ひずみに消えた 日々は ニッケルの夜 淡い夢ばかり 一度も届かず 吐き捨てて 溶けてく 羽ばたけないまま あと少しだけ ああ 素手のまま 裸足でゆるりと 半分の真似ごとで 祈るのは私だけ 笑えよ また会えるよと 生きてく 一回ごとに もしも怖くても それでも行くよ 志願と呼ぶには まだ早すぎて 諦めるには 遅すぎるから 意味はないかな ここにいるから 今からでいい 溶けてく私から 見たい 生きている 向かう場所へ ああ 鼓動はまだ 間に合うのに もう遅い気がして 触れても届かない ニッケルの夜の底で 名前だけ残した夢を 拾い直す もう一度 生きてく 一回ごとに もしも怖くても それでも行くよ 志願と呼ぶには まだ早すぎて 諦めるには 遅すぎるから 遠回しな言葉に 意味はない 手に取ってみる 行くの? はかないよ それでも— でも行くよ 生きている 向かう場所へ もしも怖くても それでも行くよ 知らなくていい 意味を照らして笑う はかないよ でも行くよ 溶けてく私から 見たい 生きている 向かう場所へ 鼓動が 鼓動が ニッケルの夜 いつの朝だろう もう朝とは呼べない でも行くよ


